広報こしがや

2014年12月26日

№518 新年を迎えて  越谷市医師会 会長 登坂 薫

 明けましておめでとうございます。市民の皆様には健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。今年も皆様が息災で過ごされ、幸せな一年になるように医師会員一同心から願っています。
①越谷市夜間急患診療所
 について
 現在、越谷市医師会は神明町の小児夜間急患診療所と、東越谷(市立病院隣)の成人夜間急患診療所において、年中無休で診察を行っています。診療時間は午後8時から午後11時までで、受付時間は午後7時半から午後10時半までです。それぞれ内科的急患の方が対象で、薬の処方は原則1日分となり、翌日は「かかりつけ医」を受診するようにお願いしています。毎日夜3時間必ず診療していますので、急に体調が悪くなりましたら、保険証を持参し、受診してください。
 さて、平成27年4月に越谷市が中核市になるのに伴い、市立病院隣(現在の成人夜間急患診療所と同じ敷地)に越谷市保健所が新設されます。その1階に小児と成人が統合されて、新しく「越谷市夜間急患診療所」が平成27年3月1日にオープンします。医師は小児担当の小児科専門医と成人担当の内科医師の二人が診察し、看護師もそれぞれに今までと同様に看護業務を行います。
 これからは、小児・成人の方は、越谷市夜間急患診療所の一か所で診療を受けることができます。
②健(検)診、
 予防接種事業について
 特定健診、各種癌検診等は今までと同様に行っていますが、予防接種については一部変更がありました。水痘(水ぼうそう)ワクチンと高齢者肺炎球菌ワクチンが平成26年10月1日から定期接種になりました。水痘ワクチンは、今年3月までは1歳から5歳未満が対象で無料です(公費負担)。高齢者肺炎球菌ワクチンは、65歳から100歳までの5歳刻みの方が対象となり、自己負担が3000円です。肺炎の予防や肺炎にかかっても重症化を防ぐ効果があります。
 また、小児用肺炎球菌ワクチン(13価)追加接種費用の一部(4000円)が助成されます。自分の体は自分で守るという気概で健康な体を作りましょう。もちろん医師会は全面協力いたします。

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