No.470 新年のご挨拶 -健康へのお手伝い- 会長 藤田 安幸
明けましておめでとうございます。
皆様にはお健やかに初春をお迎えのことと心からお喜びを申し上げます。
さて、新春の恒例行事、初詣はすでにすまされたでしょうか。さまざまな祈願をされることと思いますが、老若男女皆に共通する願いは「この1年間無事で、健康でありますように」ではないかと思います。越谷市医師会は「良質な医療を提供し、市民の皆さんの健康と生命を守る」ことを基本理念として日々活動を行っています。日常の診療のみならず、特定健診や各種がん検診、予防接種、健康教育講演事業などを展開し、今年も市民の皆さんの健康への願いに応えられるよう共に歩んでまいります。どうぞ宜しくお願い致します。
本年も今までの医療・介護・福祉事業を推進するとともに、以下の3点について新たな事業展開を図りたいと考えております。
①予防接種事業の充実…昨年10月、ヒブワクチン、子宮頸がんワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン計3種類のワクチン接種への補助金が国の補正予算で計上されました。ヒブワクチン接種費用助成は、越谷市ですでに始まっています。少子高齢化時代を迎え、国の宝である子供たちの健康を守ることは我々大人の務めです。残り2種の接種費用助成について市と検討を行います。
②一般成人向け夜間急患診療所(仮称)の設置…平成23年度から始まる第4次越谷市総合振興計画前期基本計画に提言した一般成人向け夜間急患診療所(仮称)の実現に向けて市と鋭意協議を重ねてまいります。
③強毒性新型インフルエンザに対する行動計画の策定…2年前の新型インフルエンザ流行時、大混乱に陥ったことはまだ記憶に新しいですが、幸いにして弱毒性であったために、被害は最小限に食い止めることができました。この教訓を生かしながら、強毒性に備えた周到な行動計画を市や保健所と協議しながら策定する予定です。
結びに、市民皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、 新年の挨拶と致します。